越境EC物流に関する報道メディア「百晓生」によると、FedExは2026年10月26日から、米国内の複数の小包サービスに繁忙期需要サーチャージを課し、住宅向け小包には1個あたり0.50米ドルを追加徴収します。この料金改定はブラックフライデーの繁忙期前に実施されるため、該当サービスを利用する越境EC事業者は、米国向け注文のフルフィルメントコストに追加料金を反映する必要があります。

今回の改定による直接的な影響は、課金対象となる住宅向け小包に、1個ごとの追加費用が発生することです。その他の課金条件が変わらない場合、該当する小包の数量が多いほど、追加費用の総額も大きくなります。1件あたりの注文利益が小さく、該当する配送サービスを多く利用する事業者にとって、この費用は注文利益をより大きく圧迫する可能性があります。
区別しておくべきなのは、米国内の小包サービスの料金変更と、越境輸送全体の費用は同じものではないという点です。今回の発表で示されたコスト負担は、まず該当サービスを利用する米国内配送の工程に関わるものです。これを根拠に、米国向けのすべての注文や、すべての越境物流チャネルで一律に0.50米ドルが追加されると判断することはできません。
影響を評価する際は、まず現在のフルフィルメント方法のうち、該当する住宅向け配送サービスを利用している注文を洗い出し、対象となる小包の数量に基づいて追加費用を見積もるとよいでしょう。フルフィルメント方法を比較する際は、総費用と配送所要時間もあわせて考慮し、個別のサーチャージだけで方法の優劣を判断しないようにする必要があります。
今後は、FedExが公表する対象サービス、課金条件、適用期間の詳細に注目する必要があります。これらのルールによって実際に対象となる注文の範囲が決まり、追加費用が最終的に事業者のフルフィルメントコストをどの程度押し上げるかも左右されます。
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